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レンタルオフィスの料金は?東京の個室月額とシェア・サービスオフィスとの比較

東京の一等地にある個室レンタルオフィスの料金は、月額100,000〜200,000円前後が相場です。エリア別の詳細やサービスオフィス・シェアオフィスとの費用比較も解説しているので、ぜひチェックしてください。
レンタルオフィスにある東京のスカイラインが一望できる個室オフィス

要約

近年、起業や事業拡大にあたって、初期費用や固定費の削減にレンタルオフィスを利用するケースが増加しています。賃貸と比べ、オフィスにかかる費用負担が大きく軽減するほか、ビジネスのフェーズに合わせて拡大・縮小できる柔軟性が注目の理由です。

この記事では、東京の有名ビジネスエリアに拠点を置く個室レンタルオフィスの利用にかかる、月額料金の相場をまとめました。類似のオフィスサービスであるサービスオフィスやシェアオフィスと比較した費用感についても解説します。

東京の有名ビジネスエリアにある個室レンタルオフィスの料金相場

サービスオフィスから見える東京のスカイライン

東京の主要ビジネスエリアとして有名な5つのエリアにある個室レンタルオフィスの料金相場を一覧表にまとめました。

【東京の個室レンタルオフィスの月額料金表】

エリア価格相場(利用者一人あたり)
千代田区約100,000〜220,000円
港区約80,000〜200,000円
中央区約60,000〜200,000円
渋谷区約70,000〜170,000円
目黒区約70,000〜140,000円

なお、同じエリア内でも、個室オフィス内の設備や窓の有無、会議室といったオプションサービスを利用するかどうかによって料金が異なります。

以下で、それぞれのエリアの特徴をみていきましょう。

千代田区:一人あたり約100,000〜220,000円

国の中枢が集中する、日本の中心地である東京都千代田区。古くから有名な丸の内や、大企業・高層ビルが立ち並ぶ溜池山王など、国内のビジネスをリードする一等地です。

【該当エリアにあるエグゼクティブセンターのプライベートオフィス】

■JPタワー(東京駅直結)
東京駅直結でアクセス良好な丸の内にあるレンタルオフィス。一般的なオフィスビルとは一線を画す、「和」や「モダン」を取り入れた高級感のある雰囲気が特徴です。

■新丸の内センタービル(東京駅と地下通路で直結)
東京・丸の内の利便性に優れた立地のレンタルオフィス。オフィスとしての機能性が高いのはもちろん、企業のイメージや価値を高めるハイグレードでサステナブルな環境です。

■山王パークタワー(溜池山王駅・国会議事堂駅直結)
政治の中心地・永田町に位置するレンタルオフィス。人間工学に基づいて設計され、快適性と機能性に特化しています。ワークスペースはプライバシーやセキュリティへの配慮を徹底しているので、機密性の高いビジネスにも最適なオフィス環境です。

港区:一人あたり約80,000〜200,000円

「おしゃれでラグジュアリーな街」というイメージの強い港区。再開発が進みIT・外資系が多い六本木や、交通アクセスが抜群に良い浜松町など、ビジネスに人気のエリアが集中しています。

【該当エリアにあるエグゼクティブセンターのプライベートオフィス】

■六本木ヒルズノースタワー(六本木駅直結)
ビジネスとしての機能性はもちろん、ワークライフバランスの充実にもこだわりたいビジネスパーソンに最適なレンタルオフィス。高級商業施設や文化施設に隣接した活気にあふれた六本木エリアに位置し、駅直結でアクセスも良好です。

■世界貿易センタービルディング南館(浜松町駅直結)
外資系企業のオフィスおよびその起業・開業を志している方に最適なレンタルオフィス。国際ビジネスハブ・浜松町に位置するビジネスのプロフェショナルにふさわしい立地で、法人設立のサポートも受けられます。

中央区:一人あたり約60,000〜200,000円

中央区は、京橋や日本橋、銀座など国内の商業の中心地です。情緒ある景観を残しつつ、交通アクセスも良く急速な発展を遂げています。立地やサービス内容によっても異なりますが、ワークスペースとして抜群の利便性ながら、一等地の中では比較的リーズナブルな料金で利用できるエリアです。

【該当エリアにあるエグゼクティブセンターのプライベートオフィス】

■京橋エドグラン(東京駅から徒歩5分)
国内有数のビジネス街・日本橋に近接する京橋のレンタルオフィス。日本を代表する多彩なビジネスが展開されているエリアに位置します。ハイグレードなインテリア・エクステリアとオフィス設備、サポートサービスが充実したワークスペースです。

渋谷区:一人あたり約70,000〜170,000円

世界に最新の流行を発信する、若者の聖地である渋谷区。交通網が充実しており、小・中規模のビジネスオフィスが多いエリアです。再開発が進む、注目のビジネス街の一つに数えられています。

【該当エリアにあるエグゼクティブセンターのプライベートオフィス】

■セルリアンタワー(渋谷駅から徒歩5分)
若者の流行の発信地として知られる渋谷エリアにあるレンタルオフィスです。IT企業や多国籍企業が多く、世界的な有名企業が軒を連ねる区域でもあります。洗練されてムダを削ぎ落としたオフィス環境と、高性能な設備を兼ね備えています。

■神宮前タワービルディング(明治神宮前5番出口駅から徒歩5分、JR山手線原宿駅から徒歩7分)
渋谷の中でもファッショナブルで人気な原宿・表参道エリアに位置するレンタルオフィス。機能性とデザイン性を両立したワークスペースにくわえ、エグゼクティブセンター中最大となる9つの会議室が設置されています。

目黒区:一人あたり約70,000〜140,000円

東京駅やビジネス中心地へのアクセス良好な目黒区。高級住宅街のある落ち着いた環境で、ビジネスの利便性と快適さを両立したい、従業員にナチュラルなワークスペースを提供したいといったニーズに応えるエリアです。

【該当エリアにあるエグゼクティブセンターのプライベートオフィス】

■目黒アルコタワー(目黒駅から徒歩5分)
緑豊かで落ち着いた目黒エリアのオフィスビルに居を構えるレンタルオフィスです。渋谷・新宿・東京といったビジネス主要駅へのアクセスも良好。広々としたレセプション・ラウンジエリアを備えているので、来客や顧客対応の際も安心です。

レンタルオフィスとシェア・サービスオフィスの料金比較

ここからは、よくレンタルオフィスの引き合いに出されるサービスオフィスやシェアオフィスの料金と比較していきます。

サービスオフィスとレンタルオフィスの料金

サービスオフィスは、レンタルオフィスより利用料金が高額になる傾向にあります。その理由は、サービスオフィスがレンタルオフィスと比べ質重視のためです。

レンタルオフィスの設備は必要最低限であり、無人サービスが基本となっています。対して、サービスオフィスは家具・設備ともにラグジュアリー。受付・電話対応や秘書業務など、有人のコンシェルジュサービスも充実しており、その価値は料金の多寡だけでは測れません。

サービスオフィスの料金はこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ併せてチェックしてみてください。


サービスオフィスとは?シェアオフィス・レンタルオフィスとの違いや活用シーンを紹介

シェアオフィスとレンタルオフィスの料金

シェアオフィスは、コワーキングスペースのような性質を持つレンタルオフィスの一形態です。ワークスペースの一区画をレンタルするシステムであり、一人あたり数万円と、個室貸切のレンタルオフィスより手頃な料金設定になっています。

シェアオフィスがリーズナブルなのは、完全な個室ではなく、他社とスペースを共有するためです。ゆえに、料金が安いとしても、レンタルオフィスと比べてセキュリティ・プライバシーへの配慮や社会的な信用度に劣ります。

また、シェアオフィスの基本料金には設備・各種サービスの利用料金が含まれていないケースも少なくありません。オプションを追加すると、トータルのイニシャルコストがレンタルオフィスより大きくなる場合があるので注意してください。

レンタルオフィスを選ぶ際にチェックすべき月額料金以外の費用

サービスオフィスの洗練されたラウンジエリア

レンタルオフィスを利用する際は、基本の賃料となる月額料金のほか、次のような費用がかかる場合があるので、確認のうえ比較・検討しましょう。

  • 初期費用
  • 共益費
  • オプションサービス利用料
  • 更新・退去にかかる費用

初期費用

レンタルオフィスは、利用開始時に初期費用の支払いが必要です。基本的な初期費用として、初月分の賃料と、入会金、保証金(敷金)などがかかります。

なお、保証金の有無や費用はサービスによってさまざまですが、一般的には月額料金の2〜3カ月分程度です。

共益費

レンタルオフィスのサービスによっては、各種設備・消耗品や水道・電気、ネットワークなどの利用にかかる共益費が別途に設定されています。また、月々の固定費として、清掃・ゴミ処理にかかる費用が別途請求されることもあるでしょう。

基本的な共益費が賃料に含まれているサービスを選べば、ランニングコストを大きく節約できるはずです。

オプションサービス利用料

オフィスサービスの多くは、利用した分だけ別途料金がかかるオプションプランが用意されています。例えば、以下のようなサービスがオプションとして提供されており、必要に応じて選択することが可能です。

  • 住所・電話番号の利用料
  • 庶務・秘書業務などの代行費用
  • 印刷・コピー費
  • 友人サービス利用料
  • 会議室・イベントスペースの利用料

なお上記の利用料は、月額費用に含まれる場合もありますが、オプションサービスとして別途料金がかかるケースが大半です。賃料は安くても、オプション料金がかさんで高額になる場合があるので注意してください。

基本料金に含まれる無料サービスの内容およびオプション料金を事前にチェックしておくことで、失敗やミスマッチが減らせるはずです。

更新・退去にかかる費用

レンタルオフィスの更新時には、別途手数料がかかるサービスがあります。契約期間は短日から1ヵ月、年単位までさまざまです。長期的に利用すると、トータルの更新料が高額になるケースがあるため注意しましょう。

また、契約期間が満了する前に退去する場合、違約金が発生するサービスもあるため、契約内容をきちんと確認することが大切です。

レンタルオフィスは料金の安さではなくコストパフォーマンスで選ぼう

東京の有名ビジネス街に拠点を置くレンタルオフィスを利用する際は、月10万〜20万円前後の費用がかかります。上記に加え、入会金や保証金などの初期費用や、固定費となる共益費の支払いが必要です。

ただし、基本料金が安いという点だけで選ぶと、クオリティやサービス内容、利便性が不十分だったり、オプション費用がかさんだりすることがあります。自社の課題に合わせて、トータルのコストパフォーマンスを重視しましょう。

好条件の立地と高性能な設備をリーズナブルな料金で利用したい方は、ぜひ「エグゼクティブセンター」をご利用ください。